降海型と陸封型がある.
陸封型は湧水地域とその下手の細流にすみ,水温18℃前後以下の,
水のきれいな砂泥底ないし泥底で,水草のあるところを好む.
流れの緩やかな砂泥底で,付近に水草の生えているような場所に,
オスが縄張りを確保する.このとき他のオスが入ってくると,
攻撃もしくは頭を下に向けて水中に逆立ちをして鼻先を
砂の中につっこんで痙攣する.
底の砂をくわえて捨てたり胸鰭で飛ばしたりして,
砂泥底に直径4〜6 cm深さ1〜2 cmのくぼみを作り,
水草や藻類の繊維などを集めて,このくぼみに押し付け,
腎臓から分泌する接着剤を使ってかため,上から
砂泥をかけ,中央にトンネルを掘る.巣は普通
6時間から2日くらいで完成し,大きさは
直径8〜10 cm程度である.
湧水地を中心に生息する. 半底性動物や水生昆虫,浮遊動物を食べる.
湧水地域にすむ.背に7〜10本の棘がある.
水のきれいな砂泥底ないし泥底で,水草のあるところを好む.
湧水地域にすむ.背に10〜13本の棘がある. 棘はイバラトミヨやトミヨに比べて短い. 水のきれいな砂泥底ないし泥底で,水草のあるところを好む. トミヨ属のオスは、水草の茎などに水底から離して 鳥の巣型に巣を作る.
北海道、本州北部に分布.冷水性の淡水魚.水生昆虫を食べる.
湧水地域にすむ.背に8〜9本の棘がある. かつては東京西部と埼玉県内に生息していたが、現在は埼玉県の ごく一部のみ.底性動物を食べる.
京都府南西部、兵庫県氷上町に生息していたが農薬散布の影響により、 1960年代に絶滅した.
純淡水域に生息し,小型の水生昆虫やエビなどを食べる. 吻端からえらぶた上部に一本の黒色線があり,イッセンヨウジの名はこれに由来する.